PacketiX VPN 2.0 マニュアル 第11章 問題解決および補足事項 11.6 互換性に関する補足事項 |
11.6 互換性に関する補足事項
ここでは、PacketiX VPN を使用する上での互換性に関する補足事項を解説します。
11.6.1 SoftEther 1.0 との共存について
PacketiX VPN Server 2.0 は SoftEther 1.0 仮想 HUB
と共存可能です。ただし、デフォルト状態でどちらのソフトウェアもポート 443 をリスナーポートとして使用するため、どちらかのソフトウェアでポート
443 を使用しないように設定する必要がある場合があります。
11.6.2 SoftEther CA との関係について
PacketiX VPN 2.0 は、三菱マテリアル株式会社による SoftEther 1.0 の改造品である「SoftEther CA
1.x」とは全く異なったソースコードツリーで開発されており、ソフトウェア製品のラインナップとしても全く独立しているものであって、通信の互換性なども一切ありません。
11.6.3 SoftEther 1.0 とのプロトコルの互換性について
PacketiX VPN 2.0 と SoftEther 1.0 の両方の種類の VPN
クライアントソフトウェアからの接続を受け付けることができるようにする方法については、「11.2.9 SoftEther 1.0 の仮想 LAN カードソフトウェアからの接続を受け付けたい場合」 を参照してください。
11.6.4 他の VPN 製品との互換性について
本マニュアルで解説の対象となっているPacketiX VPN 2.0 ソフトウェアは、今後登場する可能性がある PacketiX VPN
プロトコルを採用した他の VPN 製品 (ソフトウェアまたはハードウェア)
との間での接続互換性を可能な限り重視して設計しています。したがって、これらの VPN ソフトウェアまたはハードウェアが将来登場した場合は
PacketiX VPN 2.0 ソフトウェアとの間で相互接続が可能である可能性が高いと考えられています。
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